: よくある悪質手口と対策

悪徳出会い系サイトがなくなれば、安心して利用する事もできるのですが、契約、法律関係の知識を知らない人、本気で出会いを求めて利用している人に対して、騙される方が悪いと言わんばかりに利用者を食い物にする悪徳出会い系サイトが数多く存在するのも事実です。　
もちろん、きちんと運営している優良出会い系サイトもあるわけですが・・・。　

やはり存在する以上は、利用者が賢くなるしかありません。

■悪徳出会い系サイトの悪質手口を紹介します。

『お試し期間が終わったら・・・』　
無料お試し期間が終わったら、利用者の意思を確認する事なく、本登録手続きなしで勝手に有料に切り替えてしまう手口。まだお試し期間中だと思って使用する利用者に対し、後に莫大な利用料を請求します。

『自動更新』　
悪質な例だけとは限りませんが、殆どの有料会員サービスは自動更新です。例えばスポーツクラブや新聞購読など。
定額制の出会い系サイトでは、それを悪用する事が多いので、もし使わなくなった出会い系サイトがあれば、忘れずに退会手続きをしましょう。

『自動的に課金』　
ポイント制の有料サイトでは、最初にお試しの無料ポイントを貰える事がほとんどです。無料ポイントがなくなったら、メールの送受信ができなくなり、続けたい場合は自分でポイントを購入するというのが通常の優良出会い系サイトですが、悪徳出会い系サイトでは、ポイントが無くてもメールの送受信ができて、-200ptの様なマイナス状態になってしまいます。もしくは、自動的にポイントを購入した状態になり、0ptのはずが1000ptになって、そのポイント代を請求されたりします。
この手口が非常に多いので、ご注意を！

『大量のサクラメール』　
登録した途端に大量のサクラメールが届き、それを読むだけでポイントがなくなってしまいます。
これが、悪質手口その３の『自動的に課金』と一緒になると厄介です。

無料お試しポイントが直ぐになくなり、－ポイント状態になったり、勝手にポイントを購入されたりして、女の子(だいたい男性、コンピュータですが)からの気がある感じの楽しいメールを読んでいるうちに、多額の利用料を請求されました、というお決まりの結末が待っています。　

サクラメールを読まなければ、危険を回避する事はできます。


『完全無料、登録無料のはずが・・・』　
バナー広告やトップページに「完全無料」と記載されているにも関わらず、登録すると料金が発生する手口。
利用規約をよく読むと「当サイトに登録すると、当サイト運営のグループサイトに同時登録されます/当サイトの広告主の会員と同等のサービスが提供されます」等と書いてあり、要は複数の有料グループサイトや広告主サイトに同時登録されて、知らぬ間に使ってしまいます。「登録無料」の場合、登録は無料で、利用料は有料という手口。
何れにせよ利用規約や料金を確かめる事が大事です。


■悪質手口対策

ほとんどの悪質サイトでは、利用規約に悪質行為を匂わせる文章が書いてあります。
当然、利用者が知らなかったと言っても「利用規約に書いてあります。御承知の上で御契約のはずです」とサイト側は主張してくるでしょう。　

書いていない場合は、問題外なので、無視しましょう。